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今更ながら「ウマ娘プリティーダービー」アニメ1期で目頭を熱くした話

「ウマ娘プリティーダービー」1期観了。いや想像以上におもしろかった!

見始めたのは、約3年の事前登録期間を経た「ウマ娘」アプリゲームが2021年2月24日に配信されることになったことを聞いて、ゲームの前にアニメで予習しておこうか、くらいの気持ちからでした。

最初はもっとキャピキャピしているというか、ウマ娘たちのかわいさが全面に出るような作品だと思っていたのですが、実際はまったく異なるものでした。とにかく本気、とにかく熱い。レースで勝利したウマ娘がライブを行う設定には面食らいましたが、実はライブパートはあまりありません。本業はレースと言わんばかりに、ウマ娘たちの勝負にかける情熱を描きます。スポ根です。

広がる物語と、壁を超えるウマ娘たち

物語は、日本一のウマ娘を目指す田舎娘・スペシャルウィークが、ウマ娘の養成学校・トレセン学園に転校してきたところから始まります。「スピカ」というチームに入ったスペシャルウィークは、強さとしなやかさを併せ持つサイレンススズカに憧れを抱きながら、なみいるライバルたちと熱いレースを繰り広げます。

ストーリーの中心にいるのはスペシャルウィークですが、エピソードが進むにつれて、個からチームへ、フィジカルからメンタルへと物語のフォーカスポイントが移る構成は、広がりを感じられてとてもワクワクしました。何より、壁にぶち当たるたびに越えようとするスペやスズカたちの頑張りが胸を打つ。みんないい子たちで、見ているこちらも応援したくなるし、終盤はもうレースの度に目頭が熱くなっていました。

コロコロと表情が変わるスペシャルウィークがかわいらしい

ウマ娘、ひいては競馬に限らないのですが、やっぱりレースって熱くなりますね。本作ではリアル競馬とは(もちろん)違って人型のキャラクターが走るわけで、めちゃくちゃざっくり言えば徒競走なんですが、前傾姿勢を保ちながら猛スピードで走るウマ娘はすごくカッコいい。レースシーンには本当にドキドキさせられました。

そのレースの裏側には、前述したウマ娘のドラマもあれば、リアルの競走馬のドラマもある。私は競馬には疎いのですが、ここを知っていればもっと楽しめるだろうなぁと思います。例えばリアルでもアニメでも天皇賞で骨折してしまうサイレンススズカは、現実では予後不良と診断され安楽死となりますが、アニメでは奇跡の復帰を果たしている。往年の競馬ファンは、「サイレンススズカの復活」というifを叶えられたのではないでしょうか。そういったリアルとの重ね合わせも、本作の楽しみのひとつのはずです。

トレーナーさんは、本作に惹かれる大きな理由のひとつ

心惹かれるのは、ウマ娘だけではありません。チームスピカを指導するトレーナーさんがまた良いんだ。

指導といっても、彼は基本的に放任主義。それでも、スペシャルウィークがレースに負けた時は叱咤激励して前を向かせるし、かと思えば、トレーナーという立場から悩んだりもする。何でもできるわけじゃないんです。非常に人間臭い男で、そこについ親近感を覚えてしまいます。

スピカのライバルチームであるチームリギルを率いる東条ハナとの、ウマ娘たちから一歩引いて見守る者同士のライバル関係も、大人の雰囲気が感じられてとてもステキ。それでいて、二人ともウマ娘たちや自身の夢に向かって真剣だから、こっちも熱くなるんですよね。

ある性別のキャラクターがたくさん出る作品こそ、それ以外の性別のキャラクターをいかに描写するかが、その作品の魅力を決める重要なポイントだったりします。そういう意味では、トレーナーさんは沖野晃司さんの声も含めて、とても魅力的なキャラクターでした。

2期にもゲームにも期待大

ということで、執筆時点で5話放送直前の2期にも無事追いつけそうです。Twitterを見る限り、2話がとても胸に迫るエピソードらしいので楽しみ。ゲームもリリース直前になって、めちゃくちゃ気合の入ったウイニングライブ動画が公開されています。現実に存在するスターホースたちの歴史にも触れながら、アニメやゲームを満喫していこうと思っています。

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