先日のスクフェス感謝祭を経て、いよいよ「スクスタ」のゲーム内容が明らかになってきました。もう目にした方も多いかと思いますが、驚きだったのは単なるリズムゲームではなく、RPG要素を多分に盛り込んでいること。むしろ、RPG要素のほうがメインと言ってもいいのかもしれません。
今回は、複数のメディアからアップされた事前レビューや公式発表などを通じて、その特徴的なゲームシステムをサマリーしていきます。まずはPVからどうぞ。
ストーリーはサンライズが監修
https://twitter.com/LLAS_STAFF/status/1175608461750439937
#スクスタ ストーリー最新情報
【キズナエピソード】
スクールアイドル一人一人と「あなた」だけの特別な物語❤
彼女たちが「あなた」にしか見せない、様々な一面を見ることが出来ます!#lovelive #スクスタ解禁 pic.twitter.com/7rVwpAfxDh— ラブライブ!スクスタ公式 (@LLAS_STAFF) September 22, 2019
プレイヤーである「あなた」は私立虹ヶ咲学園に通う学生で、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のメンバーである上原歩夢の幼馴染。μ’sとAqoursの合同ライブに感銘を受けたあなたは、スクールアイドルの文化祭「スクールアイドルフェスティバル」を目指します。ちなみに本作では、27人のスクールアイドルは同世代となっている様子。
ストーリーはフルボイスで、サンライズによるプロデュース・監修がなされています。セリフの音声をスキップさせていても、1章だけで30分前後かかるそうで、かなりのボリューム。ここに厚みをもたせているのも、RPGらしいですね。
そのストーリーを進行させていくには、ライブが不可欠です。
スクスタがRPGたるゆえん
#スクスタ ライブパート最新情報
タイミングを合わせてノーツを処理することでボルテージ(スコア)があがる!
ただし、ノーツを処理する度にライブを進行するためのスタミナが消耗してしまう!?
あなたのライブ中の作戦が、ライブをクリアしていくカギ☆#lovelive #スクスタ解禁 pic.twitter.com/WYRMVEcc0P— ラブライブ!スクスタ公式 (@LLAS_STAFF) September 22, 2019
本作は「リズムアクション」ではなく「リズムアクションRPG」と銘打たれています。実際、リズムゲームの象徴でもあるノーツはわずかに2つで、操作もタップ、長押し、同時押し、フリックの4種類のみ。レーンの概念はなく、画面のどこで操作しても判定されます(判定は5段階)。
ノーツを処理すると、「ボルテージ」(いわゆるスコアですね)が上昇。しかしそれと同時に、「スタミナ」が減っていきます。このスタミナが0になると、ライブを継続できなくなってしまうのです。楽曲の難易度が上がればノーツも増えるため、ただ処理しているだけではライブが失敗してしまう仕組みです。難易度は3段階あり、中難易度でも1分ほどでスタミナが尽きてしまうのだとか。
そのライブをクリアするために必要なのが、「デッキ編成」と「作戦切り替え」です。
ライブクリアの鍵を握る編成と作戦
#スクスタ ライブパート最新情報
ライブパートで、「あなた」はスクールアイドルたちを一番近くで応援!
あらかじめライブを行うメンバーを編成し、作戦の切り替えを駆使してスクールアイドルたちが最高のパフォーマンスが出来るように応援しよう♪#lovelive #スクスタ解禁 pic.twitter.com/9YaqeFvGJk— ラブライブ!スクスタ公式 (@LLAS_STAFF) September 22, 2019
プレイヤーはライブに向けて9人のスクールアイドルを編成するわけですが、イメージとしては3人×3ユニット。この3人一組のユニットごとに、「スタミナ減少を抑える」「ボルテージを獲得しやすくする」といった「作戦」が設定できます。この作戦を、ライブ中にユニットを切り替えながら行っていくのです。
ライブ中は各種スキルが発動。画面左右のボタンで作戦を切り替えた瞬間に発動するスキル、常時発動するパッシブスキルがあるので、ライブの状況に合わせた選択が鍵を握りそうです。ドラクエの「さくせん」みたいですね。
https://twitter.com/LLAS_STAFF/status/1175610507987865601
ノーツ処理でたまるSPゲージが満タンになると、「SP特技」が発動可能に。こちらはボルテージが一気に上がったり、スタミナが回復したりとさまざまな効果があります。必殺技みたいなものですね。カットイン演出もあるとのことなので、好きなスクールアイドル同士を組み合わせたい!
このほか、スクールアイドルには6種類の属性と4種類のタイプが割り振られています。属性は、楽曲とマッチするとボーナスが加算される仕組み。タイプは「ボルテージが増えやすいがスタミナ減少が早い」など一長一短の内容になっています。ユニット内でのタイプの組み合わせも肝になりそうですね。
スクールアイドルの育成でライブ成功率をアップ
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ただ、作戦やSP特技のみでは限界があるようです。そこで必要なのが、スクールアイドルの育成。各スクールアイドルに設定された育成ツリーを「特訓」によって進めることで、スクールアイドルの能力がどんどん伸びていきます。これも、いかにもRPGという感じですね。ちなみに育成ツリーは、ダブったカードを重ねることで伸びていきます。
育成ツリーを進めるためには、「合宿」で手に入るアイテムが必要。この合宿がどれくらいの頻度でできるか気になるところ。また合宿では(PVでも見られますが)「ひらめきスキル」を修得することもあるようです。
#スクスタ キズナ最新情報
ライブで活躍したり、ゲーム内で触れ合ったりしたメンバーとの「あなた」とのキズナが高まります❤
キズナが高まると、メンバーとのより深いストーリー「キズナエピソード」が解放! 特訓に必要なアイテムなどを入手できます!#lovelive #スクスタ解禁 pic.twitter.com/Mltx1wDIdp— ラブライブ!スクスタ公式 (@LLAS_STAFF) September 22, 2019
また、ライブやスクールアイドルとの会話で「キズナレベル」がアップ。これにより、パラメータが上昇したり、育成アイテムを獲得できたり、キズナエピソードが開放されたりします。「FGO」や「デレステ」プレイヤーにはおなじみのシステム。ちなみに同じスクールアイドルのカードを多く所持しているほど、最大値が上がっていくようです。
このほかに、スクールアイドルにはアクセサリーを装着させることができ、このアクセサリーによってパラメータが変化するとのこと。RPGでいう装備ですよね。どうやってアクセサリーが手に入るのかも気になります。
#スクスタ 最新情報
スクスタは、主人公である「あなた」が、μ’s、Aqours、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のメンバーたちと一緒に、
育成、編成、ライブを通して、新しい物語を叶えていくリズムアクションRPG!!#lovelive #スクスタ解禁 pic.twitter.com/NSEQdLW77v— ラブライブ!スクスタ公式 (@LLAS_STAFF) September 22, 2019
「スクフェス」が継続する以上、スクスタではリズムゲームとは異なるシステムが必要です。その中で打ち出された、RPG要素を盛り込んだ新機軸は、とても興味を惹かれるものでした。他のリズムゲーム作品とも差別化できますしね。動画を見る限りスクールアイドルのパフォーマンスも非常になめらかで、時間をかけただけあって期待感が高まります。
システムもおもしろそうなんですが、ストーリーも楽しみだなぁ。PVにも出てきた、中須かすみが涙ぐんでいるシーンとかめちゃくちゃ気になります。「バンドリ!ガールズバンドパーティ」がストーリーで大成功を収めているので、それに続いてほしいですね。
可愛いカードイラストが動画で公開
この手のゲームで気になるカードイラストですが、グループごとに動画で公開されています。リセマラの参考になるかもしれないので、見てみてはいかがでしょう。僕は朝香果林と宮下愛を狙っていきます。笑
本作の事前レビューが各ゲームメディアから公開されていますが、色々読んでみたところ、ファミ通AppさんとGame Watchさんの記事が良かったです。こちらの2本を読んでおけば、あらかたの内容は押さえられると思います。より詳しく知りたい方は、読んでみてください。
9月26日に配信決定!『スクスタ』育成や作戦が攻略のキモとなる“リズムアクションRPG”!ゲームの詳細を紹介(ファミ通)https://app.famitsu.com/20190922_1503949/
KLab、「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS」体験会を開催(Game Watch)
https://game.watch.impress.co.jp/docs/kikaku/1206751.html