イベントレポート

「μ’s →NEXT LoveLive!2014 ~ENDLESS PARADE〜」1日目 おめでとうりっぴー!

 

 思い返せば3rdは台風接近中で雨の中の開催でした。あれから約8カ月、今度は記録的な大雪! 試されていると言わんばかりのお天気です。μ’sの中にとんでもない雨女がいるか、はたまた全員そうなのか……南條さんは自らを「弱い晴れ女だよ」って言ってましたっけ。

 

 当の自分は最近色々ありまして、晴れない気分にかまけて出かけたら、まあ電車が止まる遅れる。1時間弱遅れての参加となってしまいました。ただ会場に入った時の曲が「なわとび」だったのが不幸中の幸い。おそらく、一番他の方の前を通って入りやすい曲だったかもしれません。ご迷惑をおかけしました。

 

 「Anemone Heart」以前が観られなかったのは残念ですが、それでも会場全体をふんだんに使ってパフォーマンスするμ’sをじっくり観ることができました。

 

多彩な仕掛け

 会場へ入った時に圧倒されたのが、大きく広がる緑色の光の海。パシフィコ横浜国立大ホールも十分広いのですが、その倍以上あるであろう会場を、これを全部使わなきゃもったいないとばかりにμ’sは駆け回りました。

 

 プロジェクションマッピングあり、パレードフロートあり、花道はもちろん、メインステージの反対側にステージを設置したり、階段が開いたり床下から出てきたり! たくさんの仕掛けのひとつひとつに驚かされ、ひとつひとつが楽しませてくれました。

 

 例えば本当にちょっとしたことなのですが、曲の最後のキメで階段の前でポーズ→暗転して階段だけ光らせてシルエットを浮かび上がらせる……って、カッコよすぎます! もうああいうの大好きなんです。

 

 こうした細かいギミックひとつひとつを存分に活かして魅力的なステージを作り上げる。演出スタッフは本当に見事だし、それを演じたμ’sも含めて、全員がさいたまスーパーアリーナという大舞台を使いこなしました。まったくもって場に負けていなかったということです。ここを思い切り使って、観客を楽しませちゃおうという意気込みを感じました。

 

 やるたびに素晴らしいステージを披露してくれて、これ以上があるのかと正直毎回一抹の不安を抱えてもいるのですが、毎回そんなものが杞憂に終わるものを観せてくれる。振付師の石川ゆみさんもおっしゃっていましたが、本当に「ステージに立つ度に成長する」人たちです。

 

 

18人のアイドル

 演者の面で言うと、今回僕はアニメの中のμ’sというよりは、リアルアイドルユニットμ’sとして観ていました。

 

 3rdライブの時は本当にステージにキャラクターがいるような感覚を覚えました。 前回と逆になったのは、そう意識したのではなく、3rdライブ以来この声優さんたち個人のパーソナリティを追ってきたせいもあるのかもしれません。

 

 でも、そうやって観ていた中で、物足りなさはまったく感じることはありませんでした。彼女らは彼女らの雰囲気を存分に醸し出していたように見えました。もしそれがキャラクターから来るものだとするならば、すなわちよりキャラクターに近しくなっているということ。これはこの作品が進化していく中で通る場所ですから、なおさら良いことだと思います。

 

 ただ、アンコールの冒頭の新作アニメでちょっと改めさせられました。お客さんのアンコールに、(画面の中で)舞台裏にいるμ’sが応えるという内容だったのですが、あれを観ると「ああやっぱりここには彼女ら、穂乃果や絵里たちがいるんだ」と思わずにはいられなかったのです。自分の中でこの日ずっとμ’sをリアルアイドルユニットとして観ていた視点も相まって、なんだかあのステージには18人のアイドルがいたように感じられました。

 

 

定番化と陳腐化

 このアニメで、いつものカウントアップの中に、観客の「10!」を入れるように促す箇所がありました。3rdライブで自然発生したあの掛け声、そして「僕らは今のなかで」の大合唱。正直に言いますと、もし観客の間でこれからこれらが定番になっていったら、あまりおもしろくないなぁと思っていました。

 

 自然にああいうことが起こったから、キラキラ輝く思い出、感動的なシーンになっているわけで、観客の中で定番にしてしまっては逆に陳腐化してしまいます。それなら向こうからリクエストしてくれた方が、よりステージと観客席で一体感が出ると思いますし、実際そのように振ってくれて、ステキなカウントアップになったのではないでしょうか。

 

 合唱も「僕らは今のなかで」だったからこそだと感じますし、「Music S.T.A.R.T!!」で同じようにするのもちょっと違うかなぁと……規制退場のアナウンスも流れていましたしね。

 

 なんて書いてて、2日目そんな流れになったりして! 求められるなら、がんばって歌います。

 

 

印象的な座席

 座席は、メインステージからアリーナ席を挟んで反対側の200レベルでした。ちょうどミニステージの前だったのですが、これがまた味わい深い席で!

 

 「Anemone Heart」をずっとあそこでやっていたと聞いて、観られなかったのは惜しかったですが、「硝子の花園」で南條さんと楠田さんがこっちまで百合の迷路をたどってきてくれたり、「僕らのLIVE 君とのLIFE」のダンスを後ろから間近で観るなんて貴重な体験ができたり。なんといっても「Snow halation」で、メインステージからぶわっと広がるオレンジの光を目の当たりにできたことがとにかく感動的でした。

 

 今日はスクフェス曲やユニット曲はやらなかったということで、明日観られるだろうことが楽しみです! 「Cutie Panther」と「微熱からのMystery」が特に楽しみ。今日に引き続きやってほしいのは「LOVELESS WORLD」ですね。楠田さんがセンターで雰囲気も表情もダンスもめちゃくちゃカッコよかったし、もう一度観たいです。あとは盛り込むタイミングが難しいけど、「soldier game」やってくれないかなぁ……何度も言っていますが、完全版がぜひ観たいです。

 

 「硝子の花園」もさることながら、Blu-ray曲で聴けてよかったのは「Beat in Angel」ですね! ユーロビート調がたまらない、お気に入りの一曲なのです。特に間奏で、プロ野球のイニング間にマスコットやチアがするように、プレゼントをバズーカで観客席に撃ち込んでいたのが印象的で……あれ、バズーカ……?

 

https://twitter.com/tospo_news/statuses/407144596112560128

「バズーカとか撃ってみたいです。ラブライブの2期でですか? できたら、ぜひ」とアニメの根底を揺るがす大胆な提案をしていた。

「ラブライブ!」飯田里穂が22歳のセクシーショット
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/anime/209863/

 

 

 りっぴー、念願成就おめでとう!!

 

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