考え方

技術はお金の節約

先ほど、自転車屋さんに行ってきました。チェーンがギィギィ鳴るので、いい加減オイルを買ってこようと。恥ずかしながら自転車にオイルをさすという経験がないのですが、調べれば自分でもできるだろうと思っていたんです。が、お店に行くと200円でやってくれるというので、プロの方がどうやるのかも見てみたくて、頼んでみました。

お店のおじさんは、チェーンを空回りさせながら、あの段々になってるギアの部分にシュー。これならできるなぁと思っていたんですが、それが終わるとスプレー缶から出た細いノズルを使い、ペダルの接続部や何かのユニットの隙間やら至るところにオイルを入れていきました。うーん、あれは調べてさすべき箇所を覚えないとできない。

と、おじさん今度はブレーキをいじり始めます。ドライバーでネジを緩ませ、何やら調整。どうやら緩んでいたリアブレーキを締めてくれたようです。「ブレーキ調整はサービスね」と、大変ありがたいお言葉。やっているのを見て、「あの部分で調整するんだ! 今度緩んだら自分でやってみよう」と思った次第です。そしてふと料金表を見ると、『ブレーキ調整350円』!

少しだけ調べてみたら、僕がやってもらったのはワイヤーの張りの調整。ブレーキ調整というとグリスを塗るだとか他にも色々あるのかもしれませんが、もしあれだけでも350円かかるなら、自分でやり方を覚えれば350円浮くってことだよなぁ……なんて思っちゃいました。

素人にできないこと/やらないことを玄人が値段をつけてやる、というのがサービス商売の大雑把な仕組みですが、それを自分でできるようになれば、消費者側としては節約になるんですよね。ちょっとしたことでも技術が身につけばそれが別の場所で活かされるし、任せる前に自分でできるか一度調べるのも良いかもしれません。

にしても、滑りのよくなった自転車は本当に快適無敵。今夜みたいな涼しい日はお散歩に行きたくなりますね!

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