考え方

「エロい」ってなんなのだ?

 

 一昨日の晩についったーしていて、ちょっと思うことがありまして。

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 じゃあ「エロい」ってどういうことなの? ということで考えました。

 

1.何をエロいと感じないのか

 なぜ、「セックスを赤裸々に語る女子のついーと」を見て「エロい」と表現されることに違和感を覚えたのか。つまり僕はそれを「エロい」と思わなかったということです。なぜエロいと思わなかったか。あからさますぎるのです。

 

 例えば、街中で随分と胸元を開いた、谷間が出てるような服を着ている女性を見かけたことがあるでしょうか。あるいは「パンモロ」っていうジャンルがありますが、これらをエロいと思いますか?
 これはもう完全に好みの問題なのですが、僕はまったくエロいと思わないのです。胸元の開いた服を着られると目のやり場に困るっていう方もいますが、むしろ凝視してもいいくらいだと思います。だって出してるんだもん。そういう意識を持つ対象に、エロさは感じないのです。

 

 冒頭のついーとも同じで、向こうが出してるものなのです。付き合ってるかどうかは分かりませんが、好きな人との情事は嬉しいものですから、お下品とかこき下ろすつもりはありません。ただ、それをエロいと評してありがたがるのは(そしてそれをご本人がRTして知らしめるのも)なーんか違うなーと思います。本質を外れているというか。

 

 

2.「セシリアはエロいなぁ~」

 『インフィニット・ストラトス』というアニメの第10話で出てきたセリフです。エロいって何だろうと考えた時にパッと出てきたのがこのセリフでした。状況を説明すると、学校の修学旅行で好きな男の子(主人公)と大人の階段を登るようなことがあった時のために! と勝負下着を装備してきたちょろリアさんことセシリア・オルコットさん。そのことがクラスメイトの女の子にバレた時に言われたのが「セシリアはエロいなぁ~」でした。

 

 なぜセシリアはエロいと言われたのか。クラスメイトは彼女をエロいと言ったのか。これ、「本来隠れているものが出てきちゃった」からだと思うのです。

 

 キャラぶっ壊しますが例えばここでセシリアが「わたくし、今日は勝負下着をつけていますの! 夜になったら一夏さんのお部屋に参りますわ!」なんて高らかに宣言したところで「そうなんだ。じゃあ私、生徒会室に行くね」くらいのところで、エロいとは称されなかったんじゃないでしょうか。
 扇情的な、でも大切な人のためだけに見せるもの。身につけてきた恥ずかしさ。そしてそれらが思わぬところで本人の意としない形で、意としない相手に顕になってしまった。本来隠しているものが出てきてしまった。だからこそ「セシリアはエロいなぁ~」なのだと思います。

 

 さっきの例えで言えば、胸元全開よりブラチラ、パンモロよりパンチラの方がエロい! そういうことです!

 

3.良いものは自然体

 これって色々なことに言えると思います。あからさまに表しているものは、押し付けがましくもあり、うがった見方をすれば他意さえ感じられて、素直に受け止めることができません。ぶりっ子って可愛く見せようとしているけれど、可愛いとは思えないし、受け入れがたいですよね。

 

 エロさでも可愛さでも男らしさでも何でも、自然体だからこそ輝くものです。自分で磨くものではあるけれど、他人に押し付けるものじゃない。逆に言えば、自分が意識していないものでも他人が評価してくれたら、それはまぎれもなく本物です。長所なんだと思って、自信を持っていいところなのではないでしょうか。

 

 あと、各所で何度も言っていますがどこでもいいのでIS展開時のフィギュアを6人分出してください! マジで!!

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