考え方

ブログの「アクセス数アップタイトル」がもはやテンプレにしか見えない件

 

 3年ほど前からはてブをチェックしています。以前はホッテントリに夢中になりながらも、最近は新着の方が好きです。ニッチなものがホッテントリより早く上がってくるので、自分に合う情報が取得しやすいのですよね。

 

 その2つ両方に上がってくるのが、いわゆるライフハック系の記事です。そして、分類するとしたらライフハックの中になるでしょうか、ブログハック系の記事も。いかにしてブログをヒットさせるか。アクセス数を稼ぐか。アルファブロガーになるか……。

 

 たくさんの方がこういう記事を書いていて、たくさんの方がブクマしています。ただ内容はどれも割と同じです。小見出し式にしろ、先頭や合間に画像を入れろ、最後にまとめをつけろ、タイトルは大事だ具体的な数字を入れろ……。これはすごい! 取り入れて、ブログをいっぱいの人に見てもらおう。そう思って実際にやっていた時期が僕にもありました。

 でもこれ、みんなやるんです。みんなみんな。上も下も右も左も、それっぽい画像を入れて、小見出しにして、最後にまとめをつける。
 特にタイトルは顕著です。「○○を××するための、たった□つの方法」「○○が××する□つの理由」「(やや大げさに言った形容詞)な○○が教える、□つの××」、こんなんばっかり。 僕も画像載っけるけど、あれは単純にブログ飾りたいだけなんだからねっ!(あと写真見せたい)

 

 見る限り、大体これをやるのが上記のハック系ブログと、NAVER含むまとめ系記事です。

 

 確かにアクセス数は上がるのかもしれない。月十数万だか何十万だかのPVを稼いだその先の世界が見られるのかもしれない。でも、それ本当にそんな風に紹介したくて書いてる? 「こうしておけばアクセス増えるから」ってテンプレートにしてない? って思っちゃいます。

 

 これは僕が、パーソナリティ溢れるブログが読みたいし、ブログはパーソナルな空間だって思ってるからかもしれません。しかしあまりに「手法」でありすぎる。押し売りに遭ったかのようです。

 

 プロ・ブロガーとかいうものである人、またはそれを目指す人にとっては、アクセス数という「結果」が最優先されるのでしょう。毎日更新しないといけないのでしょう。でも僕には、そんなテンプレートで埋め尽くされた「プロ・ブロガー」のブログより、この人にしか書けない雰囲気の#RyoAnnaBlogさんや、ご自分のお仕事や好きなことから感じたことをガーッと書くG.A.Wさん、ご自身の経験を強烈な文章力で極限に面白くするフミコフミオさんなどパーソナリティ全開ブログの方が、よっぽど魅力的に映るのです。

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