こちらを拝読して……。
ふじもなおのアトリエブログ: センスを磨くということ
http://atelierblog.fuzimoto.info/2012/05/blog-post_31.html
ファッション雑誌を読んでるなんてチャラい。そう思っていた時期が僕にもありました。少なくとも大学2年くらいまでそうでしたね〜。高校の同級生とご飯食べた時に「メンズノンノなんて読んでるの!?」とのたまった覚えが……。
でも、いざ服を買うとなるとわからないんです。どれを買ったらいいか。イラストで言うなら、何を着せたらいいかわからない。
わからないから、参考書として買うしかなかったんです。
どんなもんかと買って読んでみると、これがなかなかおもしろい。
あ、この色の組み合わせいいなーとか、形にも組み合わせあるんだ! とか、足し引きの加減ってあるよね〜とか。色々なことに気づかされます。新しい世界が見える感じです。
ふじもなおさんのおっしゃっているように、それはきっとイラストでも役立つ引き出し。ファッション雑誌は、ただ流行を追っている、あるいは流行を意図的に作っているものではないと思いました。最低限の見栄えをもつための基礎を教えてくれる、教科書みたいなものです。
勉強のかいあってか、垢抜けない大学生が今ではちょこちょこ「おしゃれだね~」と言ってもらえるようになりました。でも未だに服を買う前には、数冊雑誌を買って「こういうものを狙う」と目星をつけてからいきます。でないとどれを買ったらいいか、やっぱりわからない!w
というのと同時に、ファッション雑誌に基礎を教えてもらったからなんでしょうね。アパレルの流行は移り変わるけれど、困ったら立ち返る原点みたいなものがあります。僕の中のお洋服という分野で、それを確認させてくれるのが雑誌なんです。
興味を持ち始めたころ、というか未だになんですが、「FINEBOYS」にとてもお世話になっています。大学生向けだけどその分、基本的なことをしっかり解説してくれるのです! 幼く見られるゆえにこの年代のファッションがまだ通じるので、服買う前に読んでますね〜。
何はともあれ、センスというのは中に基礎を内包するからこそ、成り立つ言葉なのかもしれませんね。