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物語は誰かの描いた「結論」なんだなと思った話―今週のゲーミング(4/7〜4/13)

第2部1章クリア!

Fate/Grand Order

※画像の下からネタバレあり

第2部1章「永久凍土帝国アナスタシア」をクリア。今週はこれを突破しようと他タイトルはあまりプレイせず、FGOに注力した。

この1章で描かれたストーリーのテーマは多分、人によって導き出す答えが違うと思う。パツシィの言葉、主人公の選んだ答えに大きく首肯する人もいれば、そうじゃない人もいるかもしれない。ただ、作者は自分が持つ答えを物語で表現し、それはハッキリとしていればしているほど(賛同するしないにかかわらず)受け手に刺さる。実に佳良なストーリーだったと思う。

これを可能にしたのは「パツシィ」というキャラクターの存在だ。彼は「他人」として主人公の外に存在することで、主人公が抱える迷いを可視化させている。パツシィが持つ、「異聞帯の住人」でありながら「主人公と行動を共にする人」という二面性そのものが、主人公の悩みを引き起こし、表現するのだ。

パツシィの存在でなぜ主人公が悩むのか? 彼は2つの世界を知っているからだ。汎人類史と異聞帯、どちらにもそこで生きる人たちがいる。生きる以上は平等で、だからこそ、この2つは並列に映る。異聞帯で生きる命の代表が、主人公の目の前にいるパツシィだ。

それでも、人は選択しなければならない。同じく両方の世界を知る(というか属する)アタランテ・オルタは異聞帯を選んだ。では、自分は? 汎人類史を選べば、目の前にいる人は消えてしまう――。

主人公の背中を押したのは他でもない、異聞帯に生きるパツシィだ。彼は異聞帯にしか生きていないけれど、主人公を通じて汎人類史を「知った」。そしてそれを「選んだ」。並列に扱いはしなかったのだ。パツシィは主人公と同じ立場に立ち、その上で、異聞帯の住人でありながら「弱っちろい世界のために戦え」と言った。実にパツシィらしく主人公を認めた言葉で、主人公は前に進むことができたのだ。

パツシィも主人公も、互いの存在によって価値観や人生観が変わり、また強固になっていった。人と人との出会いが人を変える。そんな様子が何度も描かれるから、FGOは楽しい。

バンドリ!ガールズバンドパーティ

イベント「譲れない想い、燃えるブシドー」がスタート。開始と同時にお披露目されたパスパレの新曲「天下トーイツ A to Z☆」がかなり気に入っている。タイトルの通り和テイストながら、ありきたりな楽曲にならず、「アイドルソングの範疇の和テイスト曲」に仕上がっているのが好感。

惜しむらくはExpertレベルが26というところか。いや、レベル26に実力が追いついていないだけなのだけれど……26楽曲もクリアできるようになれば、このゲームをもっと楽しめるのになと、少々もったいない思いを抱えている。

丸山彩@またとちったは手に入れたので、あとはのんびり。
前回イベント終了後に単発でお迎え。活躍させられるのはまたの機会になりそう。

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