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ドラクエ6をクリアしました

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 少しばかりほっぽっていたドラクエ6をクリアしました。
 4月に長崎旅行でハウステンボスのドラクエ展に行ってから無性にドラクエをやりたくなり、中古ショップで買ってきたドラクエ6。なんで6かというと、思い入れのあるタイトルだからです。

 小学5年生だったか6年生だったか、誕生日プレゼントで初めて買ってもらった「ドラゴンクエスト」が、この6でした。5で盛り上がっていたクラスメイトからは1本遅れてようやくドラクエの世界に入ることができたのです。

 

 「一番弱いスライムがスライムじゃない!」ということに驚いたりしながら、ゲームは一日1時間という時間制限のある中で少しずつ進めていきました。どうしてももっとやりたくて親に交渉し、「早起きしたらその分やっていい」という約束をして、午前6時に起きたり。
 父から「それ、2人プレイはできないの?」って訊かれた時はうれしかったですね。父もシムシティや信長の野望はやっていたけど、 こういうのには興味ないと思っていたので、密かに喜んでいました。一緒にやろうとも言えず、「1人でしか操作できないよ」って言っちゃったのが、少し悔いが残ります。

 

 子ども心にとてもウキウキしたのが転職システムです。パーティーのみんなに色々な役割を与えることにワクワクし、また幼心ながらキャラクター性をイメージしながら選んでいたと思います。
 奇をてらう転職はあまりしなかったですね~。主人公は戦士、ハッサンは武闘家、ミレーユはまものマスター、バーバラは魔法使い……と、正統派でした。あの頃は魔法剣士がめちゃくちゃカッコいいと思っていたのを覚えています。

 

 ただ、それだけ夢中になったドラクエ6ですが、結局クリアできませんでした。今でもRPGのやり残しはしょっちゅうですが、当時は中学受験やらピアノやらで、あまりプレイする時間を確保できず……レベルが30を超えたあたりでやらなくなってしまいました。
 今回プレイして、15年越しにようやくクリアしました。最後はは集った仲間がまたそれぞれの道を歩むなか、バーバラは消えてしまう。でもゼニスの城にゼニス王とともにいて、希望のたまごを孵そうとしている。それをミレーユの水晶をとおして、みんなが見届ける……ちょっとビターだけど、心にしんみりくるラストでした。

 

 思い入れ補正もあるかもしれないけれど、とてもいいお話でした。大人になった今でも、15年前と同じように楽しめた。それってプロダクトとしてすごいことだなって思います。うまくまとめる言葉が思いつかないけれど、過去の経験が今を輝かせることって、きっとありますね。あの時にSFCでドラクエ6をプレイできて、よかったです。

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