日記

野球部恵みの雨

 夏休み明けから、なんだかしばらく曇り空。たまに雨。涼しいのはうれしいけれど、洗濯物が部屋干しになっちゃうのはちょっと嫌だなぁ。

 

 僕にとっての雨は、昔は文字通り「恵みの雨」でした。野球部の練習が室内になったり、試合が中止になったりするからです。

 今思い返すと、なんであんなに普通の練習が嫌だったのか不思議です。体力的にキツかったわけではありませんし、別に野球が嫌いだったわけでもない。多分、誰かの管理下でやるのが嫌だったんでしょうね。

 誰かの(部活なら監督やコーチ、あるいは先輩の)管理下でやるってことは、できない自分と否が応でも向き合うということです。全部パーフェクトにできるなら、管理される必要はないんです。完ぺきなんだから。できないことがあって、「ここができてない」と把握するために、管理される。つまり、強制的に自分ができてないこと、できない自分と向き合わされるわけです。これが嫌だったんじゃないかなぁ。

 

 今でも、うーん、やっぱり嫌ですね……。本気で取り組んでいるものなら、ダメなところって自分でもある程度はわかるんです。だからわざわざ言われなくてもいいと思っている。反面、自分でも気づかないダメなところがどこかにあるというのもわかっている。そこを指摘してもらうと、まだまだだったーとか、ありがたいなって思います……すっごいワガママっぷりだ。

 何はともあれ、大人になるにつれて、ある程度は自分で自分を管理できるようになります。しかし当時の僕がそうするのはちょっと難しかった。だから、部活みたいに何かの管理下に身を置くことは、僕にとって大事だったんです。できないことに強制的にでも向き合わされることで、自分の欠点やクセ(行動でも思考でも)を客観的に把握することができる。欠点を克服し、クセを理解して成長するプロセスに入ることができる。自力でこのプロセスに入ることができれば良いのですが、若ければ若いほど、そうするのは難しい。気づかされる環境というのは、とても大事だなと思います。(逆に言えば本田△みたいに、十代の頃から自分で自分を管理し続けられるような人が、その世界のトップに登るのでしょうね。)

 ちょっとカッコつけて言うと、「メンターがいる場所」ですかね。僕の性格上、自分が自分のメンターになれたらいいんだな。そのためには、より良いメンターがいる場所を探し続けることが大事なのかもしれませんね。

 

 お夕飯はアホほど生姜を使ったカレー。今週いっぱいはこれです。艦これのイベント急いで進めなきゃあ!

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