アニメ

スマイルプリキュアの「わからないけど、やってみる!」

この変身バンクの最初が大好きです。戦隊っぽくてちょーーーカッコいい!

 

 ブレンパワードをDVDで全部観て以来、今季も含めてアニメをほとんど追いかけていないのですが、スマプリだけは観ています。すっっっごい面白いです。
 こういうタイプの違う女の子が何人か出てくるアニメは他にもいっぱいあります。そういうアニメでの僕のあたり基準は「誰か一人が好きなのではなく、キャラクターみんなで作る雰囲気を好きになれる」です。スマプリはこの基準にドンピシャなのです。

 

 さてさて、今日は作中のとあるセリフについて書きます。

 スマプリでは最初の5話を使ってヒロインそれぞれがプリキュアになるお話を描いているのですが、ひとりを除いて、初めて変身する時に必ず

 

 「なんだかよくわからないけど、やってみる!」

 

 って言っています。
 このセリフを繰り返していることに気づいて、これすごくいいなーって思ったんです。

 

 大人になるにつれて「なんだかよくわからない」ということが許されなくなっていきます。許さないのは、立場だったり、プライドだったり、不安だったり。知らないのはマズいとか、わからないかっこ悪い自分は出せないとか、この先どうしようとか……。

 

 仏教的に言えばこれらはすべて煩悩、つまり「迷い」ということになるそうです。しかしこのあとに続く「~~けど、やってみる!」という言葉、これが迷いを意識し対象視した上で、それを打ち消して一歩前へ進むための合言葉になっています。

 

 先日、妹の誕生日だったのでプレゼントを買っていきました。もうすぐ1年弱の留学に出るので、向こうで使える、肩にかけられてちょっとしたお出かけに使えるような小さめのバッグにしようかと思っていました。けれどなかなかそういうのが見つからず……結局、あいつの服装に合うような大きめのトートバッグにしたのです(ペラいのじゃなく、ちゃんとしたトートね!)。
 お店のお姉さんと二言三言話して、「じゃあこれで!」って感じでパッと決めちゃったのですが、いざ渡してみると「向こうで学校行く時に使う~」と好印象で、ホッとしました。同時に、「なるほど学校行くのに使えるのか!」と妙に納得してしまったり。

 

 「最初に思っていたのと違うなぁ、どうしよう、使いどころあるかな……」と不安になっていたのですが、いざ一歩踏み込んでみると大丈夫でした。こういう展開は今までも何度かあった覚えがあるのですが、やっぱり「わからないけど、やっ」たら意外とうまくいくものなんですね~。こういう積極性を忘れないためのおまじない「わからないけどやってみる」、すごくいいと思います。

 

 ちなみに上で「ひとりを除いて」と書いていますが、れいかさんだけ「まったく意味がわかりませんけど、わかりました」って言っているんです。とてもれいかさんらしい言い方でいいな~と思うのですが、これ実生活で多用するとベルリッツの車内広告みたいになるのでご注意、ですよ!

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