ラブライブ!第4話「まきりんぱな」感想

 今回は1年生回、もっと言うと花陽ちゃんが中心となった回でしたね!
 最初3話はμ’s発起人である2年生3人をメインとしてお話の根幹を作り上げてきましたが、ここからは各キャラにスポットライトが当てられていきそうです。

 

 引っ込み思案で声も小さい花陽ちゃんが一歩踏み出すというお話でしたが、よく観ると1年生は3人ともコンプレックスなりジレンマなりを抱えています。アイドルになりたいけど、自信がなくて堂々と振る舞えない花陽。女の子らしい格好もしてみたいはずなのに、自分はボーイッシュだからと決めてしまう凛。大好きな音楽をやっていきたいのに、進路も将来も決まってしまっている真姫。
 子どもの頃の写真を見る花陽、鏡の前でスカートを履く凛、μ’sの動画を見ながら突っ伏す真姫それぞれのカットは、小さくない彼女らの苦悩が見えました。

 

 それだけに、花陽ちゃん以外の2人がまとめてという感じでμ’sへ加入したのがちょっともったいないような……。一歩踏み出した花陽ちゃんのがんばりにあてられて、という感じなんでしょうか。もうちょっとだけ掘り下げてほしかったかも。でも、μ’sに参加するのがゴールじゃないから、後々より人間性が描かれるお話があるかもしれないですね。

 

 花陽ちゃんは自分が知らない間にモテてそうなイメージがあるんですが、いい友達に恵まれていますよね。「なんで西木野さんが凛とかよちんの間に入ってくるの」という凛ちゃんの「私が一番かよちんのことを知っているんだ」感がとてもいい。幼馴染のプライドが表れています。同時に「やってみたい気持ちがあるならやってみた方がいいわ」という真姫の言葉もステキです。2人とも心から花陽ちゃんのことを思って背中を押してくれる。

 

 真姫ちゃんはなかなか素直になれないけど、人のことを励ましたり応援したりできる、優しくていい子ですね。花陽ちゃんにかけた言葉を、そのまま真姫ちゃんにもかけてあげたい……! 最後の「名前で呼んでよ。私も名前で呼ぶから」がすごくかわいい。友達ができて嬉しかったんだろうなぁ。

 

 

 3年生sについて。絵里は多分もどかしいのですね。学校存続のために何かしたいけど、生徒会としての活動は理事長に止められている。だからといって、穂乃果たちのように個人レベルで何かを始めるというのは、生徒会長というポストにいる以上、簡単にすることはできない。生徒会としての活動を展開してはいけない理由は理事長の口からまだ語られていないし、とても苦しいだろうなと思います。学校から帰ってきて理事長とのことを愚痴り、勢い余って泣きそうになってしまうエリーチカを優しく慰めてあげたい。絵里はがんばってるよって励ましてそのまま2人だけの夜のライブをやりたい。お当番回はまだですか。まだですか!!

 

 のぞみん。あの視線、μ’sのファーストライブを撮影してアップしたのは希ってことなんですかね……? だとしたらとんでもない策士やで……プロデューサー業もできちゃいそう。絵里と希回も観たいですね。

 

 最後に衝撃的なシーンをお茶の間にお届けしたにこにー。あの「タカタカッ ターン!!」といい、悪い笑みといい、おいしすぎます。次回のサブタイトル「にこ襲来」です。襲来ですよ! 怪獣か! いいゾ~これ。どれくらい暴れてくれちゃうのか、今から楽しみです。2話以降、セリフがほとんど一言ずつだったぶん、はっちゃけてくれるでしょう。
 ちょっとだけ話がズレますが、境内でじゃれあう1年生3人→写真のSE→にこにーの部屋っていうスイッチ。ああいう時間の削り方が「ラブライブ!」の特徴ですよね。あれでテンポの良さが出ている。

 一緒に観ていたうちのバンドのリーダーの「にこのファンはすごく絆強そうだよね」という言葉にすごく納得しちゃいました。めっちゃ団結力ありそう。

 

 

 最後に、花陽ちゃんの涙の話で終わりにしましょう。μ’s加入を認められたとき、花陽ちゃんは大粒の涙をこぼします。授業で教科書を読んでも失敗し、他の人に回されてしまうシーンが2度ありましたが、あれは今の「小泉花陽」が周囲に受け入れられていない象徴的なシーンです。ざっくり言うと「拒否」です。

 

 しかし、穂乃果たちはそんな花陽ちゃんをそのまま受け入れて、μ’sのメンバーにしてくれた。「受容」ですね。ほっとしたのと同時に、すごく嬉しい出来事だったんだろうなぁ、そりゃあ泣いちゃうよと思いながら観ていました。
 花陽ちゃんのがんばりにも、「声出すなんて簡単。あなただったらできるわ」「凛は知ってるよ、かよちんがずっとずっとアイドルになりたいって思ってたこと」という真姫ちゃん凛ちゃんの言葉にも、涙不可避です。

 

 さて、眼鏡の花陽ちゃん、コンタクトのかよちん、あなたはどっちがお好みですか?

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