ようやくここに来ることができました―「μ’sファンミーティングツアー2015」横浜・夜の部レポート

 一生忘れないであろうライブ「μ’s 3rd Anniversary LoveLive!」が行われたのが、2013年6月16日。その時の感動や芽生えた気持ちは「絵里がいたステージ―ラブライブ!μ’s 3rd Anniversary LoveLive!」で書きましたが、当時はライブビューイングでの参加でした。

 あれ以来、いつかはもう一度このパシフィコ横浜国立大ホールでμ’sを見たいとずっと思っていて、ようやく今日その願いが叶いました。ささやかかもしれませんが、本当に僕のひとつの夢でしたし、それを叶えてくれた白井よーむくん(@shiraiyoumu)には感謝しきれません。

 そんな3rdライブと同じ地で行われた今回のファンミーティング、μ’sのメンバーも特別な思いがあったようです。

 

涙、涙の新田さん

 オープニングドラマのテーマは「横浜といえば?」といったところ。マリノスサポの僕らは「エフーマリーノース!」とつい声を上げてしまったせいで、肝心の内容があまり覚えておらず……にこがいつにも増してはしゃいでいました。

 オープニングソングは「僕らは今のなかで」。曲としては「それは僕たちの奇跡」のが好きかなぁと思うのですが、ライブで参加するのは“僕今”のほうが何故か楽しいんですよね。ちょっと不思議な曲です。特にファンミーティングでは、南條愛乃さんの「これからだよー!」を楠田亜衣奈さんがやるというのが、個人的にはすごくうれしい。

 そしていつもの自己紹介。徳井青空さんは最近「にこもだよ♡」(胸の前でハートマーク)がお気に入り(?)のようで、今日もキメていました。上手かったのは飯田里穂さんかな、男女別に「凛ちゃんといえば?」をコールアンドレスポンスしたあと、間髪入れずに全員で「にゃんにゃんにゃ〜ん」をやるという、2つのネタをシームレスにつなげていました。

 あとは楠田さんが最初からぴょんぴょん跳ねていて、「ああμ’sにいるときの、いつもの幼い感じのくっすんだな」と妙に安心してしまいました、演者が楽しんでいるのは、観客にとってもうれしいことですね。今日は内田彩さん、三森すずこさん、久保ユリカさんが欠席で、6人でのパフォーマンスです。

 まずは「5thミーティング」。先週と同じく最初に映画の予告を流しました。みんな散々見てわかっているのか、画面も見ずにいるなか、ひとりジーッと見つめる新田恵海さん。えらいなーちゃんと見るんだなーと思いながら僕も新田さんを見ていたのですが、なんと終わるやいなや新田さんの目から涙が!

 作品を作る側って、どこかしら冷静な部分があって、割りかし客観的に見てしまうものだと僕は思っているのですが、そこを超越して予告編だけで演者を泣かせるというのは、本当に驚きでした。作品の力でもあるし、演者のスタンスでもあるかもしれません。つまり、このあとに徳井さんが「私たちガチライバーだから」と言っていたのですが、そういうことなんだなと思います。心底好きなんですね。

 ちなみに画面見てないメンバーはというと、映画の劇中歌が始まった途端に徳井さんが大きなジェスチャーでドラムを叩き始めるわ、楠田さんは南條愛乃さんに例のハートを作るポーズを取るわで、そのはしゃぎっぷりに笑ってしまいました。

 お便り一発目は、やはり3rdライブのお話。それぞれあのライブには思い入れがいっぱいあるようで、南條さんはライブ前に観客席で流れているCD音源にお客さんたちがコールを乗せているのを見て、その時点で泣きそうになってしまったんだとか。NYライブに参加できなかったぶん、覚える曲も多く、プレッシャーも強かったようです。

 そんな南條さん、「アンコールになったら泣いていいことにしよう」と決めてライブに臨みました。そしたら、アンコールで本当に泣きながら歌うことになってしまい、その泣き歌声が他のメンバーの耳に入って連鎖していっちゃったそうです。

 楠田さんはもう開演前から耐えられずに涙していたそうですが、それを見た三森さんに「何泣いてるのー!」とタオルで涙を拭いてもらったんだとか。3rdの時の三森さんの強さはどこから来ていたのでしょうか、聞いてみたいですね。

 なんて思い出話に花を咲かせている間にも、思い出し泣きをしてまたティッシュのお世話になる新田さん。場所のせいなんでしょうか、序盤はかなり感傷的になっていたかもしれません。さもありなん、です。

 3rdライブの「奇跡」と僕が勝手に思っている出来事のひとつが、最後の全員での大合唱です。あれは演者さんもまったく予想だにしていなかったようで、スタッフさんからは「早くはけて!」と指示が来ていたのですが、「もう怒られてもいいや!」と居続けることにしたんだそうです。

 そういうこともあってか、僕は3rdライブを「たくさんのものをμ’sやスタッフさんたちからいただきつつも、何かを返すことができた、本当の意味でつながることができたライブ」だと思っています。同じようなことをμ’sのメンバーも感じ取っていたようで、ずーっとこちら(μ’s)から「ラブライバー!」と呼びかけて好き好き言っていたのが、あれでμ’sとラブライバーの思いがひとつに混ざり合った、ということを話していました。演者にそう思ってもらえたのは、ファン冥利に尽きます。

 

髪で遊ぶ?

 さて、トークは2日後に迫った希の誕生日へと移ります。何をあげたいか、という質問について南條さんは、次回の「のぞえりラジオガーデン」で希の誕生日祝いをやることを挙げ、「肉をあげたい」と回答。来週ののぞえりラジオガーデンのお供は焼肉弁当に決まりですね!

 Pileさんは、希には髪飾りをプレゼントしたいとのこと。「よく髪で遊んでるから」と言うと、他のメンバーから「髪で遊んでるのは真姫ちゃんでしょ?」とのツッコミが。どうやらPileさんは「髪型を変える」ことを、メンバーは「髪をいじる」ことを意味していたようで、Pileさんは「髪で遊ぶって言わない!?」と驚いていました。

 僕は髪型を変えることを「髪で遊ぶ」と表現すると思っていたんですが、違ったっけ……? 正確には「髪型で遊ぶ」なのかな? ともあれ、着眼点がPileさんらしいなぁと思わせる一幕でした。

 

歌詞が身体に流れている

 続いてのテーマは「歌詞」。高校受験の際、「ススメ→トゥモロウ」に励まされたというかたのお便りからでした。徳井さんは「Snow halation」の「優しい目がとまどってる嫌だよ」が大好きで、ラジオでわざわざ2番からかけてもらったほど。ここはすごく青春の中の恋を感じさせる箇所ですよね。

 飯田さんは「Love wing bell」の「あこがれの瞬間を 迎える時が来たよ」。ステージに立つときはいつも「あこがれの瞬間を迎えてる!」と思うそうです。一つ一つのステージをすごく大事にされている感じが伝わります。でもそう言ったあと「いい話しちゃった」とドヤ顔を決めていました。最近いい子キャラを逆手に取り始めたな……デキる……。

 南條さんはちょっと独特な表現をされていて、朝起きた瞬間に、起きる前に頭にあった歌詞が浮かんでくるんだとか。起きて「キラキラ……」みたいな。「身体の中に流れている」というような表現をしていました。

 PileさんはPrintempsの切ない系の歌詞が大好き。「Love marginal」などがお気に入りだそうです。そんなPileさんの回答を聞いた楠田さんが「ぱいちゃん意外とファンシーなの好きだよね」と振ると、Pileさんの口からまさかの「ファッ!?」が飛び出し、ワイなんJ民、噴く。楠田さんが重ねて「ピンクとか好きだよね」というと、Pileさん「ピンク、好きだよ」と徳井さんへパス。急にボールが来た徳井さん、(あっ、ふーん。ピンクが好きなのね、ピンクが。ふーん、へーえ)という満更でもない表情を作るというすばらしいリターン。本当にこの人の引き出しの多さと、どれを引っ張ってくるかの判断がすごい。ちなみにこのあとももう一度やっていました。

 Printempsの失恋(?)ソングの話で「主に花陽ちゃんが……」とつぶやいていた新田さんは、切ない系よりもむしろ元気が出る歌詞のほうが泣けるとのこと。そう言った瞬間「わかるー!」と徳井さん、飯田さんが雪崩れ込んできていました。

 

真姫、自習中よ

 お次は演技のお時間! 今回は「実質2時間しか寝てないという人に対して真姫はなんと言う?」でした。

 まずは南條さん(真姫)、楠田さん(穂乃果)。真姫が「実質2時間しか寝てない人」に話しかけているところへ穂乃果がやってきて「ファイトだよ!」を決めると、南條さん扮する真姫も大人っぽく「ファイトだよ」と言ってあげるという、なかなか良い筋書き。

 でもそれがイマイチ上手く決まらないのがこの2人の可愛らしいところでしょうか。いつものぐだぐだ感を漂わせての演技となりました。台本あるほうが力を発揮できるタイプ、かも?

 昼の部はダブル真姫だった新田さんとPileさん。今回は新田さんが真姫、Pileさんが海未。始める前に新田さんが真姫の声マネで「Pile、Pile」と言うやいなや「それ私でしょ!?」と突っ込むPileさんでした。

 芝居は、「実質2時間しか寝てないのです」という海未に「なに船こいでるのよ」と声をかける真姫から始まったのですが、「船をこぐ」という表現が引っかかった他のメンバーが「言葉のチョイスがえみつんだ」「昭和……」と言っていたのが笑ってしまいまいした。「昭和」ってゆーたの誰や! 一番わけぇ子か!

 最後は「まったく思いつかない!」という徳井・飯田ペア。「当たって砕けろでいきます」と覚悟を決めた2人は、徳井さんが絵里、飯田さんが真姫で臨みます。

 演技の前に絵里の“チューニング”に行った徳井さんを見て、「希は? 希はいいの? ねぇねぇ希は??」と末っ子化していた楠田さんが可愛かったです。一度は徳井さんにお願いをチューニングさせてもらえることになった楠田さんでしたが、「スピリ「あ、もういいや」と一蹴され、思わず机に突っ伏すなんて一幕も。

 ちなみに飯田さんは「私はチューニングいらない」と自信満々。どんだけ普段マネしてるんや……。

 「寝不足なの? だから言ったじゃない、パーティーは終わらないって」「真姫、自習中よ」「絵里、この子パーティーが終わらなくて寝不足なのよ」「真姫、自習中よ」「私パーティーは終わらないって言ったのよ?」「真姫、自習中よ」「はぁ……私、ミュージックスタートしたくなってきちゃった」「……ミュージック、スタート」

 で、2人で「Music S.T.A.R.T!!」を踊り始めるわ、徳井さんは「ハラショッ!」「かしこいっ!」とおかしな合いの手を入れるわで、もう大爆笑でした。本当にこの2人のアドリブへの強さ、引き出しの多さ、やり切る力に感嘆させられます。ここ3回のファンミーティングで徳井さんと飯田さんの株がストップ高です。本当におもしろかった! ソフト化してくれないかなぁ。

 

ここでもう一度

 その後のご当地クイズで1問外してしまい、横浜会場の平均点は2.5点に。ランキングクイズは「神奈川県(だったか横浜市だったか)のシュウマイ消費量は全国何位?」という問題で、最終決定権をPileさんに委ねたμ’sの回答は2位でしたが、結果は1位が正解。売ってる量が多いから、自ずと消費量も上がるんですかね。

 最後は恒例のライブで締め。「それは僕たちの奇跡」「タカラモノズ」「ミはμ’sicのミ」、アンコールに「No brand girls」でした。人数が少ないぶん、いつものアドリブがいつもと違う声で聞こえるのが楽しかったですね。久保さんの「苦しい胸は No good!」のパートを、新田さんがそっくりに歌っていたのが印象的でした。

 そしてやっぱり何度やっても“ミミミ”の振り付けは楽しい! サビ前に必ず「いくよー!」と言っていた内田さんの声が聞こえないのがちょっぴり寂しかったのですが、逆に言えばあれがないともう物足りなくなってしまったのかもしれません。

 横浜でのファンミーティングはこれにて終了。思い出の地にもう一度立つμ’sを見ることができて、重ね重ね本当にうれしかったです。さぁ、次はいよいよ映画公開日ですよ!

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