これくらいの距離感が一番μ’sらしい―「μ’sファンミーティングツアー2015」中野1日目・昼の部レポート

これくらいの距離感が一番μ’sらしい―「μ’sファンミーティングツアー2015」中野1日目・昼の部レポート

 いよいよ始まりました! 「μ’s Fan Meeting Tour 2015 〜あなたの街でラブライブ!〜」、記念すべき第1回目は東京・中野サンプラザが会場です。

 前日が雨だったのでどうかなぁと心配していたのですが、お天気にも恵まれて絶好のイベント日和となりました。内容が「トーク&ミニライブ」ということで、どれくらいの時間・規模のものになるかなと楽しみにしていたのですが、とても良い距離感の、アットホームさが感じられるようなイベントでした。

 

「それ僕」トンネル

 14時、「それは僕たちの奇跡」からイベントはスタート! 膝内障の件で公式からアナウンスがあった南條愛乃さんは、曲中不在。この日はライブパートでは全曲はけていました。「ラブライブ!」の次のライブはもちろん、他のお仕事も多々抱えるかたですし、一日も早い快復を祈るばかりです。

 今日の席は1階8列目、下手の一番端でした。結構近いかもと少し期待していたのですが、思った以上に傾斜がしっかりついていて、ステージがよく見られました。やっぱり演者の顔が見えると楽しいですね! 「それ僕」では、メンバーの作ったトンネルをくぐって上手から下手に移動してくる3年生が目の前で見られたのが印象的でした。

 その後はいつものご挨拶。今日の久保ユリカさんは後頭部にお団子をひとつ作るヘアセットで新鮮でした。

 

相変わらずのかしましさが微笑ましい

 テーブルが準備され、まずはトークパートに。「全員着席!」と勇ましく号令をかける我らがリーダー・新田恵海さんでしたが、イベントのタイトルコールを忘れていたようで、三森すずこさんに「仕事してください!」とたしなめられる一幕も。こういうちょっと抜けたところも新田さんの魅力のひとつですね。

 最初のコーナーは「5thミーティング」。ラブライバーさんから寄せられたメッセージを元に、さまざまなトークを展開するというもの。ここからは、それぞれのトークでのハイライトを書いていきますね。

 

 最初のメッセージ「ファンミーティングへの意気込みを決めポーズと一緒に!」というリクエストについて、新田さんから直々にご指名を受けた飯田里穂さん。「えー!」と戸惑うも、ステージ中央に立つやいなや、「2階席のみんなー!」「1階席のみんなもー!」とコール・アンド・レスポンスをしてから「盛り上がっていくニャ☆」と“おかえ凛ちゃんスタイル”をキメッ。飯田さんはイベント最後のあいさつでもポーズを付けていて、柔軟性の高さを見せてくれました。トークパフォーマンスの安定感はμ’sの中でも随一ですね。

 「どうやって疲れを取っていますか?」という質問に、ワンちゃんとのふれあいを挙げたPileさん。と思いきや、「犬と話してても一人で喋ってるのと同じなんだよね」と何故か自虐モードに。楠田亜衣奈さんが「犬はわかってくれてるよ」とフォローすると「お宅と犬種同じですよね」とおばさまの井戸端会議のような口調に。どうしたぱいちゃん。しかし今朝は2匹の犬を抱きしめて「君たちを幸せにするためにがんばってくるよ!」と出てきたそうで、愛犬家の一面を覗かせました。

 久保さんは「東京に出てきて『いいな』と思ったことは?」の問に「東京、緑が全然ない!」とむしろ憤ってしまったのだとか。また、博多名物の話題のときにいきなり立ち上がるなど、いつものように“シカっぷり”を発揮していました。

 今日の内田彩さんはちょっと冷静に見えたというか、今は一歩引いてみんなを見てるのかな? と思う瞬間が何度か。バランスを取るタイプなのかもしれないと思いました。このあとのコーナーが印象的だったので後述します。

 三森さんは東京生まれ東京育ち、生粋の東京っ子ということで、終始「シティガール」(本人の弁)ぶりをアピール。その頻度は「そろそろウザいね」と自分でも笑いながら言っていたほど。でもホームグラウンドが舞台だとテンション上がっちゃいますよね。中野サンプラザには昔、発表会に来たことがあるそうで、今日は凱旋した気分だったかもしれません。

 そんな三森さんの中野オススメスポットは、つけ麺屋さん「青葉」と、今川焼き屋さん「れふ亭」。イベント終了後に「青葉」の前を通ったのですが、案の定ラブライバーで行列ができていました。と言いつつ僕も打ち上げ後に「れふ亭」でカスタードクリームの今川焼きをいただきました。美味しかったよ!

写真 2015-05-31 0 47 22

 新田さんが疲れを癒やすためにやることは「洗濯」なんだとか。干す際に洗濯物を「パァン!」とするのがお好きなようです。なんだか新田さんだと容易に想像できますね。今日は真ん中に座りながら、左右それぞれのメンバーに話を振っていて、“めっちゃがんばってるボランチ”でした。

 徳井青空さんは後述。彼女は本当に芸達者でツボを心得ていますよね!

 「μ’sの中で友達になるなら誰?」という質問に、新田さん、Pileさんが「凛ちゃん」と答えるなか、南條さんは「希かな」と回答。ざわめく観客席をよそに「一緒にいて楽しそう。無言が苦じゃなさそう」と続けていました。

 そして「困ったら占ってくれそう! 『一回でいいから!』って。占ってくれる?」と南條さんからパスを受けた楠田さん、「いいよ♡」と完ぺきなリターン。「いいよ」じゃなくて「いいよ♡」だったと確信しているのは僕だけではないはずです。ありがとうございます!

 その楠田さん。「将来μ’sのメンバー(自分のキャラクター)がついていそうな職業は?」という話題で、希が「『秋葉原の母』みたいなすごい占い師になってそう」とメンバーが盛り上がり、「もう占ってもらえないかも! 『えりち、もうタダでは占わへんよ』って言って!」と南條さんからいきなりすげぇパスを出されて少々困惑。急にボールが来たのでと言わんばかりに「え、えりち、もう……」と素で返してしまう一幕もありました。

 その後は「希で言ってほしかったんだよ〜」と南條さんがゴネたり(?)して。のぞえりや南條さん&楠田さんのコンビが好きだからそう見えるのかもしれませんが、ヘンな意味ではなく終始2人の距離が近かった気がします。いつまでもずっと仲良しでいてほしいですね。

 

 この「将来つきそうな職業」の話が、みんな的を射ていておもしろかったです。希以外では、穂乃果がはとバスのガイドさん。和菓子屋さん継がないの? と聞かれた新田さんは、穂乃果はずっと同じ場所にいるタイプじゃなさそうと思ったんだとか。花陽は米を作ってるか、凛ちゃんとラーメン屋さんやってそうと久保さん。ラーメンどんぶりにご飯が乗ってきそうと盛り上がっていました。

 「人と接するのが好きそう」なことりはOLで受付。真姫は「医者よりもCAになって医者の人つかまえてそう」と、なかなか現実的。海未は何かの師匠になってそうだと発した三森さん、3年生から「登山家は?」と聞かれると「アルピニストなのに海未」と絶妙な返し。にこは永遠の女子高生っぽいと振られた徳井さん、すかさず「え〜? わかる〜? にこはぁ〜♡」と例のテンションで重ねてきました。どの回答でも、メンバーや客席から「ああー」と納得の声があがっていました。改めて「みんな自分のキャラクターをよく見ているなぁ」と思わせてくれました。

 

そらまる無双とロックなうっちー

 トークのあとは「演技のお時間」。もし○○(キャラクター)が××するならどう答える? をテーマに、学年ごとに回答を考えるというもの。模範解答には公野櫻子先生書き下ろしのセリフが用意されています。

 1日目お昼の部のキャラクターは穂乃果。「穂乃果がオススメする東京スポットは?」をテーマにみんなで回答を考えていたのですが、シンキングタイムに流れてきた曲が「Trouble busters」。お客さんが控えめに合いの手を入れていると、徳井さんが超ノリノリ&超キメキメなカメラ目線で口パクボーカルを披露。カメラさんもどアップで徳井さんを映して、会場は大爆笑でした。こういうところが本当に芸達者ですよね。

 

 最後はクイズコーナー。ファンミーティング開催地や「ラブライブ!」にまつわるクイズにμ’sと会場のみんなで挑み、正解するとポイントを獲得。全国で一番ポイントが高かった会場のある地域を舞台に、描き下ろしイラストが制作されるという企画です。東京にまつわるクイズでは、「六本木ヒルズの中国語表記は?」などの問題が4択形式で出題されていました。

 最終問題は「東京の面積は47都道府県の中で何番目?」というもの。こちらは4択ではなく普通に答えるスタイルです。ここまで3ポイントを獲得していた東京会場ですが、もし他の会場で同点に並ばれた場合、この「何番目?」の回答が正解に近いほうが勝利するというシステムになっています(もちろんドンピシャなら4ポイント目を獲得)。

 このシステムに楠田さんが「サッカーの得失点差だね!」と川島永嗣ばりのドヤ顔で言っていたのがとってもキュートでした。サッカーサポーター的には「それな!」と新田さんのアレをTweetしたくなる例え!

 そういえば楠田さん、トークパートで「映画の見どころは?」の質問に、「私、映画を一言で表現できるよ」といつものように大風呂敷を広げると、「We are School idol!」と英会話教室の成果を会場でも生で披露していました。

 東京の面積の問題は、客席の「地理専攻」の人たちが示した通り、45位を回答したμ’sがドンピシャで当てて4ポイント目を獲得。いきなりの全問正解となりました。この状況に内田さん、「ヒントくらいに留めてほしい、あまり甘やかさないでね」とリクエスト。すごく内田さんらしいですよね。

 想像ではありますが、多分、主体性がないのが一番イヤなんだろうなと。声優ライブ特有の決まりきったやり取りも好きではないようですし、このコーナーも最終的にはただ客席の言うとおりになってたのが嫌だったのかもしれません。本当に想像、妄想ですけどね。

 

笑うところ?

 最後はミニライブで締め。「僕らは今のなかで」「No brand girls」「ミはμ’sicのミ」、アンコールで「START:DASH!!」でした。

 ちょっと冷めるようなことを少し。アンコールに応えてμ’s9人が出てきてくれて、「START;DASH!!」の立ち位置に付く際、メンバーはステージ奥にスタンバイします。みんなと一緒に南條さんが奥に歩いていって、そのままスタンバイせずに舞台裏に降りたとき、少々笑いが起きたんですね。

 確かに僕も「最後はできるのかな?」と期待しちゃったし、スタンバイするのかと思いきや舞台裏へ降りるという一連の流れには「ズゴー」となるようなコミカルさもあったのはとってもよくわかります。でもそこで笑っちゃうのは、出たくても出れない、パフォーマンスができない悔しさを少なからず抱えているかもしれない演者に対して、ちょっと無配慮じゃないかなぁと思うのです。

 心配するほど南條さんや他のメンバーは気にしていないかもしれませんし、僕の頭がお固く考えすぎかもしれません。ただ、ちょっとあれは違うんじゃないかなと思っちゃったんですよね……つい笑ってしまうのも、わからなくはないのですが。

 

とはいえ

 こんなに近い距離でμ’sのライブパフォーマンスを見られたのは、昨年の「リスアニ!ライブ」以来かもしれません。“ミミミ”の一緒にやる振り付けもめちゃくちゃ楽しかったです!

 SSAみたいな、日本を代表する大きな会場でライブが見られるのも、彼女らの成長が実感できて好きです。でも、今日くらいの距離感が、一番μ’sらしくて大好きです。「やっぱりμ’sはいいなぁ」なんて思えたかたも、いっぱいいらっしゃるのではないでしょうか。

 トークが多いイベントは珍しいし、パーソナリティもよく出て、見ていてとても楽しいですね。今後参加するよというかた、僕が言うのもなんですが、これはぜひご期待ください!

LEAVE A REPLY

*