カテゴリー: アニメ

“知らない”ことが凛の強さ―アイドルマスターシンデレラガールズ第3話 感想

 「何が起こるかわからない! いやーアイドルってすっごく楽しいよね!」

 アバンでの、本田未央の台詞です。はしゃぐ未央と島村卯月の傍らで、渋谷凛はひとり「まだ、実感はわかないかな」。乗り遅れているというか、冷静というか。頭ではすごいことなのだろうとわかっていても、感じ切れてはいないというところでしょうか。

 これは2話でも描かれていたとおり、アイドルに対する疎さが理由だと思います。しかし、その疎さ――“知らない”ことが、凛の強さに変わっていくのです。

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アニメ「艦これ -艦隊これくしょん-」第3話「W島攻略作戦!」感想 または艦娘が死と隣り合わせでいることができる理由

 冒頭のシーンが、このアニメの方向性を見せていると言ってもいいかもしれません。

 作戦説明を待つ間、和気あいあいと談笑する艦娘たち。和やかな雰囲気が一変、長門が入ってきたと同時にきびきびと整列します。

 アニメどころか、原作であるゲームの時点で、戦いを前にして悲壮感を漂わせている艦娘はいません。「行きたくない」という子は、誰一人としていないのです。

 ここが、僕らの目をくらませているのです。

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「3」の中の本田未央の役割―アイドルマスターシンデレラガールズ第2話 感想

 346プロに初めて足を踏み入れた島村卯月と渋谷凛。そこで「シンデレラプロジェクト」最後の繰り上げ合格者・本田未央と出会います。

 まだ卯月や凛のことをシンデレラプロジェクトの一員だと把握していない状態でも、未央はお構いなしに話し掛けています。この子は壁を乗り越えてくるどころか、他人との間に壁も溝も作らない。この未央の性格もあり、3人はお互いに緊張感や警戒心を抱くことなく、早速ダンスレッスンをこなします。

 その後、346プロの中を探険しにいくわけですが、「アイドル多すぎない?」と凛が口にしてしまうほど、彼女たちは道中で多くのアイドルとすれ違います。確かに、200人近くのアイドルを抱えているわけですから、346プロの建物が765プロと同じ規模というわけにはいきませんよね。

 これだけたくさんのアイドルがいる中、3人はシンデレラプロジェクト参加者として、ともに選ばれた11人に出会います。

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アニメ「艦これ -艦隊これくしょん-」第2話「悖らず、恥じず、憾まず!」感想 または吹雪の“生き方”について

 第1話で早くも露呈してしまった、吹雪の運動能力のなさ。この2話でも、ひとつのきっかけとなっています。

 学問・兵装の知識は十分に備えている吹雪。面倒くさがらない子らしく、よく勉強していることが伺えます。が、実践するとなるとまるでダメ。提督は「特型駆逐艦はこれからの戦いに必要」と期待を寄せますが、傍から見ていても応えられるとは思えません。

 しかし、彼女の目標は高く、赤城のようにみんなを守れる存在になりたいという。そこで吹雪は、「手本」として赤城を観に行こうとします。

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