インフィニット・ストラトス2から学ぶ恋愛学 第3話「硝子少女の透色和音」

インフィニット・ストラトス2から学ぶ恋愛学 第3話「硝子少女の透色和音」

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 これだけの素材をこんな料理の仕方をしてしまったのですか……というのが正直なところ……。

 

 せっかく学園祭でしたし、ひとりずつデートしてあげてほしかったですね。王冠争奪戦するにしても、獲ろうとしたらビリビリで獲れないという設定を後出しって、そういうの小学校の時にゴッコ遊びでやったなぁと、ちょっと冷めた目で見ちゃいました。

 

 そんな中で恋愛として興味深かったのは、一夏と鈴の一幕です。

 

変化に気づく

 一夏のクラスの喫茶店にやってきた鈴をお迎えする一夏。まず一夏は「いつもの髪型じゃないな」と、鈴のヘアスタイルの変化に気づきます。もうこれだけでかなり好印象です。

 

 男もそうですが、いつもと違うようにおしゃれするというのは、「新しくこうしてみたけど、自分結構いけるんじゃないか」と思っておしゃれするわけです。そこには、いけるんじゃないかという自信と一緒に、「自分はそう思うけど、もし人から見て似合ってなかったらどうしよう」という不安も少なからず存在します。

 

 そこをしっかり「いつもの髪型じゃないな」と気づき、「相変わらず似合うな」とOKを出してあげることで、相手はとても安心します。これは相手がこちらに好意をもっている・いない関係なく、素直に口にするべき言葉です。

 

 相変わらずと言っているあたり、鈴のシニヨン+チャイナドレス姿を、一夏は何度か見ているようです。お店でとかかなと思いますが、やっぱり同じ格好でも、場所が違うと気分も変わるもの。鈴もちょっとドキドキしていたのではないでしょうか。無意識とはいえ、そこをしっかり拾ってあげるあたり、一夏もデキる男です。

 

 

非日常性を使え!

 照れ隠しに「とにかく案内しなさいよ!」と言う鈴に対し、一夏は「はいはい。それではお嬢様、こちらへどうぞ」と、しっかり執事になって接客します。

 

 メイド喫茶でも執事喫茶でも、その非日常性が大きなウリです。一夏は鈴に対して、この非日常性を個人レベルで感じさせたと言えます。「お嬢様」の一言で!

 

 他の子でもドキッとしたかもしれませんが、鈴の場合はまたちょっとシチュエーションが異なります。というのも、彼女は「セカンド幼なじみ」なのです。IS学園で一緒になった子より、もっと前から一夏を知っています。普段の一夏、男として成長する前の一夏を知っているのです。

 

 そんな間柄の彼女からしてみたら、成長してよりいい男になりつつある、自分が惚れている男子から「お嬢様」なんて言われて非日常に落とされた日には、ギャップがすごいことになるのは当然。学園祭という、これまた非日常性の環境も相まって、舞い上がること請け合いです。考えてみれば、その後の「ポッキーを食べさせてあげる」という行動もまた非日常なわけで、この一連のシーンは非日常の連続だったのですね。

 

 最後に「なんか可愛いな、お前」で鈴を落とし、「リスみたいで」でエピソードとしてもオチを付けるあたり、さすがの一夏くんでした。

 

 

まとめ

 ★ 変化を敏感に察知し、それがフィットしていたら惜しげなく褒める

 ★ 非日常性を演出すれば、自分も相手も気分高まる!?

 

 なんだかスイーツな雑誌のアオリ文みたいになっちゃいましたね……。後者は意図的かつ完璧に舞台を整えるのはなかなか難しいのですが、前者は口に出す勇気さえもてば、至極簡単なことです。気になる異性に限らず、もっと言えば異性に限らず、似合っていたらどんどん褒めていいんじゃないかなと思いますよ!

 

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