インフィニット・ストラトス2から学ぶ恋愛学 第2話「恋スル☆舌下錠」

インフィニット・ストラトス2から学ぶ恋愛学 第2話「恋スル☆舌下錠」

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 ついに新キャラクターの登場です。更識楯無、2年生。学園最強を意味する、IS学園の生徒会長。ただでさえ供給量の多い女の子分が、さらに増えていきます。しかもこれから妹まで登場するんですよね……?

 

 急に出てきたと思ったら、一気に一夏の懐まで入り込み、急激に距離を縮めた楯無。彼女の手の上で転がる一夏を見ていきましょう。

 

王道を使った楯無

 

 一夏との出会い、実はあれ、昔ながらの王道である「転校初日に曲がり角でぶつかる」パターンと同様なのです。

 

 曲がり角でぶつかる → 更衣室で目隠し

 思わぬところで再会 → 全校集会で挨拶

 

 これで自分のことを相手の意識下に、強く置くことができます。

 

 「王道」の方はまったくの偶然ですが、楯無の場合は全校集会で挨拶することは予定のうちに入っていたはずなので、分かってやっていた節があります。これで一夏は、生徒会長とのつながりを意識するようになりました。

 

 

おねーさんの挑発

 

 下地を作った上で、今度は職員室前での一幕。ISのコーチ役を買って出た楯無は、断る一夏に向かって「でもキミは未だに弱いままだよね?」と挑発します。

 

 ここは男心をわかっているなと膝を打つところです。男子たるもの、強い弱いには敏感なもの。特に、相手よりどうかではなく、自分が強いか弱いかが大事。それを知ってか、ムキになる一夏が可愛いからか、楯無は「ううん、弱いよ。むちゃくちゃ弱い」と追い打ちをかけます。

 

 で、「じゃあ勝負です! 俺が負けたら何でも従います!」と一夏。うんうん、順調におねーさんの手のひらの上で転がっていますね。

 

 

男の弱点

 

 果たして、勝負の結果は見ての通り。手のひらの上だけでなく、畳の上でもおねーさんに転がされた一夏は、ラッキースケベも相まって楯無に従わざるを得なくなりました。

 

 (余談ですが、勝負の間に道着をはだけさせられるのは嫌がって、水着エプロンではお尻振っちゃうというあたり、楯無は自分からいくのはいいけど、人にされるのは好きではないのかもしれません。まあ女の子なら男に急にはだけさせられたら誰だって驚きますよね……。)

 

 これで楯無は5人のヒロインを出し抜き、急先鋒に踊り出ました。というのも、5人は出番の数は別にして、一夏との距離感は大体において均等です。誰かが突出して一夏と仲がいいわけではない。それこそ、出し抜こうとすると牽制が入る繰り返しでしょう。

 

 しかし、楯無は5人の見知らぬところで距離を縮めた。しかも、プライドという男心の一番弱いところを突いて。伊達に1年多く人生やってません。十代の1年というのは、かくも大きな差なのです。

 

 

結論

 

 ★ 異性ゴコロをうまくくすぐって、向こうから仕向けるのも一手

 ★ 出し抜く時は、誰も見ていないところで♡

 

 ……この連載、結論がものすごく生々しくなってしまうの、どうにかならないでしょうか。

 

 まとめはしたものの、これはかなり高度なテクニックです。くすぐりが快感になるか不快感になるかは、絶妙な力加減が必要なもの。さらに楯無には、絶対に一夏に勝てるという自信と実力の裏付けがありました。どれかひとつが欠けていたら、このような関係にはならなかったでしょうね。

 

 ともすればメタ的な話になってしまいますが、楯無のポジショニングも非常においしいのです。ヒロイン5人は全員一夏と同級生で、一夏の中で神格化されている千冬姉は先生。その間の「先輩」という立場でここまで近づいた人はいなかったのです。根は真面目な一夏のことですから、楯無が「先輩」であるという点も、おとなしく従う一因になったのかもしれませんね。

 

 モテモテ主人公の宿命か、どこに行っても誰かがついている一夏。羨ましくもあるけれど、たまには一人にしてあげて、休ませてあげて……!

 

 

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